装置別の注意点・治療中のトラブル対処法のご案内

名古屋市中区錦3丁目・栄駅近くの栄駅前矯正歯科クリニックは、さまざまな歯並びや噛み合わせのお悩みに対して治療を行う歯科医院です。小児矯正も成人矯正も対応し、さまざまな矯正装置を扱っています。初回のご相談は無料ですので、まずはお気軽にご予約ください。

こちらのページでは、治療中の患者様に、矯正治療のトラブル対処法や日頃から気を付けていただきたいことを紹介しています。治療中にお困りのことがありましたらこちらをご覧ください。

装置別での注意点
治療中のトラブル対処法
日頃から気をつけること
マルチブラケット装置

マルチブラケット装置

装置をつけた3日程度
歯が浮いたような感じや軽い痛みを感じることがあります。徐々におさまってきますので心配はありません。
食事の際の注意点
  • 痛みがある時はやわらかい食べ物を食べてください。
  • 固いものや大きなものは小さくして食べると痛みが和らぎます。
  • ガム、キャラメル、飴などネバネバするものは装置に絡まりやすいので出来るだけ避けてください。
  • ゴム部分はカレーなど色が強い食べ物によって変色する場合がありますが、治療効果は変わらないので心配ありません。
その他の注意点
  • 何年間か装着しますので歯磨きは装置の上と下に分けて丁寧に磨いてください。
  • 頬や唇などに当たって激しい痛みが出たときは医院へ連絡してください。
  • 指や舌で装置を触らないようにしてください。装置が壊れる原因になります。
  • もし、装置が壊れたり外れた時は医院へ連絡してください。
リンガルアーチ(裏側固定式)

リンガルアーチ(裏側固定式)

装置をつけた3日程度
はじめは違和感を感じられるかもしれませんが徐々になれていきます。
もし、1週間たっても慣れない時は医院へ連絡してください。
食事の際の注意点
  • 固いものや大きなものは小さくして食べてください。
  • ガム、キャラメル、飴などネバネバするものは装置に絡まりやすいので出来るだけ避けてください。
その他の注意点
  • 前歯の裏側は歯ブラシを細かく動かして丁寧に磨いてください。
  • 針金が浮いてきてしまったらすぐに医院へ連絡してください。
  • 指や舌で装置を触らないようにしてください。装置が壊れる原因になります。
  • もし、装置が壊れたり外れた時は医院へ連絡連絡してください。
クワドヘリクス(拡大装置:固定式)
装置をつけた3日程度
食事やお喋りなど慣れるのに2~3日かかります。
もし、1週間たっても慣れない時は医院へ連絡してください。
食事の際の注意点
  • 固いものや大きなものは小さくして食べてください。
  • ガム、キャラメル、飴などネバネバするものは装置に絡まりやすいので出来るだけ避けてください。
その他の注意点
  • 舌に装置のあとがつくことがありますが心配はありません。
  • 装置が壊れたり痛みがある時は医院へ連絡してください。
上顎拡大床(拡大装置:取り外し可能)

上顎拡大床(拡大装置:取り外し可能)

装置をつけた3日程度
はじめは違和感を感じられるかもしれませんが徐々に慣れていきます。
食事の際の注意点
  • ガムは拡大床にくっついて取れなくなるので控えてください。
その他の注意点
  • 歯磨きの時以外はいつも口の中に入れておいてください。
     外している時間が長いと入らなくなってしまうことがあります。
  • プールや海に入る時は無くしやすいので外してください。
  • 歯磨きの時に拡大床も歯ブラシで洗ってください。
  • 市販の入れ歯洗浄剤を使って頂いても大丈夫です。
     熱湯に入れたり、高温で洗わないよう注意してください。
     30度程度の温度にしてください。
  • 無くしたり壊れたりする事が多いくなるのでティッシュなどに包んだりポケットに入れないでください。
  • 必ず専用ケースに入れて保管してください。
  • 装置が壊れた時は医院へ連絡してください。
     ※修理費用が必要な場合があります。
エステティックゴム(かみ合わせの改善)
使用について
  • 1日目標20時間は使ってください。
使用の際の注意点
  • 食事の時と歯磨きの時は外してください。それ以外はつけてください。
  • 1日1回以上新しいゴムに交換してください。
  • ゴムが切れた時はすぐに交換してください。
  • ゴムの種類、つける場所を間違えないようにしてください。
その他の注意点
  • ゴムが無くなりそうになったら郵送しますので医院へ連絡してください。
バイオネーター(筋肉の力を利用して顎の調和を促す装置)

バイオネーター(筋肉の力を利用して顎の調和を促す装置)

装置つけた3日程度
はじめは違和感を感じられるかもしれませんが徐々に慣れていきます。
もし、1週間たっても慣れない時は医院へ連絡してください。
使用の際の注意点
  • 1日12時間以上は使ってください。
  • 寝ている時に使いますが、TVを見ている時にも使ってください。
その他の注意点
  • 歯磨きの時にバイオネーターも歯ブラシで洗ってください。
  • 市販の入れ歯洗浄剤を使って頂いても大丈夫です。
     熱湯に入れたり、高温で洗わないよう注意してください。
     30度程度の温度にしてください。
  • 無くしたり壊れたりする事が多いくなるのでティッシュなどに包んだりポケットに入れないでください。
  • 装置が壊れた時は医院へ連絡してください。
     ※修理費用が必要な場合があります。
  • 痛みが出る時は医院へ連絡してください。
エシックスリテーナー(保定装置)
使用の際の注意点
  • 歯磨き後からつけて就寝時に使用してください。
  • 最初は違和感がありますが2~3日で慣れていきます。
  • リテーナーが入らなくなるので毎日使用してください。
その他の注意点
  • リテーナーを外した時は容器に入れて保管してください。
  • ときどき市販の入れ歯洗浄剤を使って頂くときれいに保てます。
     熱いお湯(40度以上)で洗うと変形しますので高温では洗わないでください。
     変形してしまったり、壊れてしまったり、無くした時は再制作費用が必要になります。
  • 装置が壊れた時は医院へ連絡してください。
  • 来院する際には、付属のリテーナー専用ケースに入れて忘れずにお持ちください。
アンカースクリュー埋入
歯磨きの際の注意点
  • アンカースクリューのまわりは汚れがたまりやすいです。
    タフトブラシで優しく磨いてください。
歯を抜いたら(抜歯での治療)

歯を抜いたら(抜歯での治療)

抜歯当日と翌日
  • 一時的に腫れや痛みが出ることがあります。その際は急激に冷やさずに頬を濡れたタオルで15分ほど冷やしてみてください。
  • 激しい運動、入浴、飲酒は控えて早めに休んでください。
  • 血が出ることがありますが、あまりにも出血が多い時は抜いた場所に清潔なガーゼをかんで20分ほど圧迫してください。出血が止まらない場合は医院へご連絡ください。
  • 1度止血しても固まりかけた血餅(かさぶたのようなもの)が、はがれてまた出血することもありますのでお口の中を強くゆすぐことは控えてください。
食事の際の注意点
  • なるべく刺激のあるものを避けてください。
  • できるだけ軟らかいものを抜歯した反対側でかむように食事してください。
その他の注意点
  • 抜歯後2日目ぐらいから、うがい薬や歯磨きなどを行っていただき口の中を清潔に保つよう心がけてください。口の中が不潔になってしまうと抜いた傷口から感染しやすくなってしまいます。
  • 心配や不安なことがあれば医院へ連絡してください。
表側矯正・裏側矯正(マルチブラケット)治療中のトラブル
ブラケットが外れた
ブラケットが外れたら、慌てずに袋などに入れてご持参ください。ワイヤーがついたまま浮いている状態なら、無理に外す必要はありません。装置が破損していなければ再度装着できる可能性があります。
リガチャーワイヤーが出てきた
リガチャーワイヤーとは、ブラケットとワイヤーを固定している細いワイヤーのことです。ブラケットの横でねじってメインワイヤーの内側に入れてあるのですが、ねじれ目が歯磨きなどで飛び出すことがあります。そのような場合は、爪や楊枝の先などでメインワイヤーの内側に押し込んでください。
メインワイヤーが抜けた、折れた
メインワイヤーが抜けて飛び出すと、頬に刺さり痛みの原因になります。無理に戻そうとせず、清潔なガーゼなどを頬の内側にはさむか、ワックスで覆うなどして、ご来院ください。滅多にありませんが、ワイヤーが折れた場合は、応急処置として飛び出した部分をニッパーなどで切るか曲げるかして、上からワックスで覆い、ご来院ください。
治療中の痛みが気になる
矯正装置を着けて数日ほどは、歯の浮いた感じや軽い痛みを覚える方が多いようです。この痛みや違和感は、歯が動き始めたことによって出てくる症状で、3~4日でおさまるケースがほとんどです。我慢できない場合は痛み止めを処方しますので、ご相談ください。
食事がしづらい
矯正装置を着けて間もない時期は、固い物が?みにくく、食事をすると軽い痛みを感じるかもしれません。装置に慣れるまで、なるべく柔らかい物を食べ、固い物は小さく切ってゆっくり食べましょう。
マウスピース矯正治療中のトラブル
マウスピースが壊れてしまった
破損の状況により修理可能な場合と、作り直しが必要な場合とがあります。壊れたマウスピースは、破片も捨てずに水につけた状態でご持参ください。
マウスピースを紛失してしまった
早めに受診してください。次の装置ができあがるまで、一つ前のものをつけることもあります。普段から使い終わったものをすぐに捨てないようにしてください。
マウスピースがちゃんとはまっていない気がする
使っているうちに自然と馴染む方がほとんどです。どうしてもフィット感に不安があるかたは、ご相談ください。
マウスピース型装置が歯ぐきなどに当たって痛い
初めてマウスピースを装着する際や、マウスピースの交換直後には痛みが出ることがあります。数日するとおさまる場合がほとんどですが、どうしても痛い場合は、当たっている部分を削って調整することがあります。
アタッチメントが外れてしまった
アタッチメントが外れると、マウスピースが密着しなくなる恐れがあります。次回受診時に着け直してもらいましょう。
保定中(リテーナー)のトラブル
リテーナーの汚れがひどい
リテーナーは清潔を保つために毎日歯ブラシで丁寧に磨きましょう(歯磨き粉の使用はNGです)。汚れがひどい場合は、市販の入れ歯洗浄剤の使用をお勧めしています。
リテーナーが壊れた
リテーナーが壊れたり、外れやすかったりする場合は、すぐにご連絡ください。
矯正治療中の注意

マウスピース矯正

  • 矯正装置を触らない
    矯正装置を指や舌で触ると故障の原因になります。なるべく触らないようにしましょう。
  • ガムやキャラメルは要注意!
    ガムやキャラメルなど、くっつきやすい食べ物は避け、固い物は小さくカットして奥歯で噛みましょう。
  • ブラッシングはこまめに丁寧に
    矯正装置にはどうしても汚れが溜まりがちです。鏡で汚れがきちんと落ちているかを確認しながら、細かく歯ブラシを動かし、丁寧にブラッシングを行いましょう。
保定中の注意
  • リテーナーは毎日使いましょう
    毎日使わないとリテーナーが入らなくなり、きれいに整えた歯並びが後戻りしてしまいます。歯並びが安定するまで、毎日、できれば終日使いましょう。
  • リテーナーはケースに保管しましょう
    リテーナーを外している時は、破損しないようケースに保管してください。
  • リテーナーも磨きましょう
    歯を磨く時には、リテーナーも歯ブラシできれいに磨きましょう。歯みがき粉の使用と、リテーナーを変形させる熱いお湯(40度以上)での洗浄は避けましょう。
  • 受診の際はリテーナーをご持参ください
    診療の際はリテーナーもチェックします。必ずご持参ください。

矯正治療成功の秘訣!

  • 装着方法と装着時間を守りましょう
    マウスピース型矯正装置やリテーナーは取り外しが可能です。装着方法と装着時間をきちんと守らなければ、なかなか効果が得られず治療期間が延びてしまいます。主治医から指示された装着方法と装着時間を必ず守りましょう。
  • 破損や紛失に気をつけましょう
    矯正装置やリテーナーを落として壊したり、なくしたりしないよう気をつけましょう。
  • 衛生管理を心がけましょう
    取り外し可能な矯正装置は、毎日必ずきれいに洗浄し、清潔に保ちましょう。また矯正治療中は歯科医院で定期的にクリーニングを受け、虫歯や歯周病を防ぎましょう。
  • 怪我に気をつけましょう
    口をぶつけると口腔内が傷つき、装置が破損する可能性があります。怪我には十分注意してください。
  • トラブルが起きたら早めに受診しましょう
    矯正装置が頬や唇の内側を傷つけ、痛みが生じた場合は早めにご来院ください。応急処置をいたします。