歯並びを乱す癖
こんにちは、栄駅前矯正歯科クリニック、矯正歯科医の吉岡です。
飲み込むときの舌が歯並びを乱す、ということを前回お話ししましたが、他にも歯並びを乱す原因となる癖はたくさんあります。
皆さんにはこんな癖はありませんか?
✓指しゃぶり
✓ほおづえ
✓爪や鉛筆、お箸を噛む
✓唇を噛む
✓いつもうつ伏せや横向きで寝る
✓口呼吸
これらの癖を改善し、お口周りに関係する筋肉を鍛え(実はお口だけではありません)、歯並びとかみ合わせの乱れを予防するのが口腔筋機能療法(MFT)です。
たくさんあるトレーニングの中から、その人の状態に合わせて適したトレーニングメニューを組みます。
MFTは成長発育の途中にある小学校低学年から永久歯列が完成するまで(中学生くらいまで)が最も効果が出やすい年齢です。
もちろん大人になってからでも矯正治療を行ううえで必要な場合が多いですし、矯正治療後の歯並びとかみ合わせの安定につながるため、必要な方にはMFTを行っていただきたいと思うのが本音です。
また、お子さまのトレーニングには保護者の方々のサポートが大切です。ぜひお子さまとご一緒に楽しく正しい筋肉の使い方を身につけていきましょう。