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反対咬合(受け口)は自力で治すことができるでしょうか?
こんにちは、栄駅前矯正歯科クリニック、矯正歯科医の吉岡です。
反対咬合(受け口)が自然に治るといいなと思っている方も、歯科医院で自然に治るかもと言われている方もいるかもしれません。反対咬合の程度と年齢によっては自力で治すことが可能ですが、その方法や効果とリスクについて理解することがとても大切です。
自力で治せる程度は、下の前歯が一つの目安になり、切端咬合(画像のように上下前歯の先端が合う)が取れることがポイントです。また対象年齢は成長スパート前(4歳くらいから10歳くらい)までです。
反対咬合を自力で治す方法としては、口腔筋機能療法(MFT)や割り箸を使う方法などがあり、顎の位置を改善し、歯の位置を整えることを目的としています。全ての人に効果があるわけではありませんので、適切な診査と指導を受けることをお勧めします。
反対咬合の治療は、歯だけの問題なのか、骨格の問題もあるのか、またそのどちらもなのか、などにより治療方法も開始時期も異なります。治療期間も長く必要な場合も多いので、矯正専門のクリニックでの診断と治療が望ましいです。
反対咬合を自力で治すことは可能ですが、矯正歯科でのアドバイスを受けながら行うことが最も安全で効果的です。