矯正治療中の痛みについて

矯正治療中の痛みについて

こんにちは、栄駅前矯正歯科クリニック、矯正歯科医の吉岡です。

矯正治療では歯を動かすために様々な装置を使って歯に力を加えます。

歯に力を加えると、根っこの周りの「歯根膜」と呼ばれる部分が反応し、特に噛んだ時に痛みの症状が出ます。痛みの程度や持続時間には個人差があり、時には歯ぐきの痒み(むずむず感)が出る場合もあります。痛みのピークは調整を行ってから2~3日がピークでその後は落ち着いてきます。ロキソプロフェンやカロナールなどの鎮痛薬を使用することもありますが、使用上の注意が必要です。

 

ワイヤーなどが刺さって痛む場合は通院中のクリニックに連絡して処置してもらうと良いでしょう。矯正用のワックスでカバーする方法もあります。ワックスは適度な大きさにちぎって丸めて、装置を覆うようにしてつけると効果的です。食事で外れてしまうので、外れたら新しいものにつけ替えてください。ワックスが手元にない場合はコットンを丸めて(綿球にして)装置と粘膜の間に置くことも有効です

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