ホームケアでのフッ素入り歯みがき粉のすすめ

ホームケアでのフッ素入り歯みがき粉のすすめ

こんにちは、栄駅前矯正歯科クリニック、矯正歯科医の吉岡です。

歯みがきの時に歯みがき粉はどのようなものを使っていますか?

CMでやっているもの?ドラッグストアで安かったもの?歯科医院で勧められたもの?今日は歯みがき粉の選び方についてお話しします。

 

むし歯予防のためのおすすめは、フッ素入りの歯みがき粉です。フッ素は歯の表面(エナメル質)を強化します。また、再石灰化により、初期のむし歯による目に見えない小さな欠けを修復します。しかしただフッ素が配合されているだけでは実はあまり効果的ではありません。配合されているフッ化物濃度が重要です

6歳以上では1450ppm、6歳未満では1000ppm(日本では950ppmがほとんどです)、歯が生えてから2歳までは1000ppm(950ppm)を米粒くらいがおすすめです

市販の物には「フッ素配合」とだけ記載されてあって濃度が書かれていないものも実は多いです(少しでも配合されていればフッ素配合と記載できます)。

好みに合わせてフレーバーや泡立つペースト、泡立たないジェルタイプ、むし歯予防以外にも効果的な成分が含まれたものもあります。

自分やお子さまにどのタイプが合っているのか、予防のプロフェッショナルである歯科衛生士さんに相談してみるといいですね。

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