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親知らずは歯並びに影響するか?親知らずは抜歯が必要か?
こんにちは、栄駅前矯正歯科クリニック、矯正歯科医の吉岡です。
親知らずという歯を聞いたことがありますか?親知らずとは、12歳臼歯のさらに後ろに生える歯のことです。この親知らずが歯並びにどのような影響を与えるのか、親知らずは抜いた方がいいのかについてお話しします。
まず、親知らずが歯並びに与える影響ですが、生えてこようとする方向によっては他の歯の位置を変えてしまうことがあります。また、狭いスペースに無理やり生えてきても、歯並びが乱れたり、かみ合わせが悪くなったりすることがあります。
それでは親知らずは抜歯しなければならないのでしょうか?一概に全ての親知らずを抜歯する必要はありません。親知らずが正常な位置に生えていて、周囲の歯に影響を与えていない場合はそのまま残しておくこともあります。しかし、親知らずが埋まっていたり、生えかけでとどまっていることで炎症を起こしたり、他の歯に影響を与える可能性がある場合には抜歯を検討することがあります。矯正治療では、親知らずを抜いたスペースを使って歯を動かすという治療方針や、親知らずが不正咬合に関係していたり矯正治療後の安定に影響を与える場合、抜歯を行います。
親知らずの抜歯は口腔外科医によって行われます。痛みや腫れなどの症状が出ることもありますが、適切な処置を受ければそれらの症状も軽減されることが多いです。抜歯後は自宅でも適切なケアを行うことが大切です。
自分に親知らずがあるかわからない、奥歯が腫れることを繰り返している、最近歯並びが変わってきた場合はまず担当医に相談してみましょう。自分の口の中の状態を把握し、適切なアドバイスと処置を受けることで健康を保つことが大切です。