矯正治療中はむし歯が起こりやすいか?

矯正治療中はむし歯が起こりやすいか?

こんにちは、栄駅前矯正歯科クリニック、矯正歯科医の吉岡です。

当院では矯正治療開始のための検査の際、唾液を用いたカリエスリスク検査を行っています。この検査は、唾液中の特定の成分やバイオマーカーを測定することで、個人のむし歯のリスクを判断します。

 

むし歯のリスク評価を行い矯正治療開始前に予防計画を立てる目的で行います。

検査方法はとても簡単です。少量の唾液を採取し以下の項目を測定器で計測します。

✓むし歯菌の多さ

✓唾液の緩衝能

✓唾液の酸性度

✓白血球・タンパク質・アンモニアの多さ

 

普段の食習慣や歯磨き状況などをお聞きしたうえで、唾液を用いたカリエスリスク検査の結果を読み解き、むし歯のリスクが高いか低いかを評価します

それにより、それぞれの状態に合わせた予防方法をご提案することができます。

 

矯正治療中、装置の種類によってはむし歯のリスクが上がります。矯正治療中に患者様にむし歯ができてしまうことは私たちにとってもとても悲しいことです。

早い段階でリスクを把握し、適切な対策を行いましょう。

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