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口ゴボの治療ゴールを決めるポイントとは?
こんにちは、栄駅前矯正歯科クリニック、矯正歯科医の吉岡です。
初診相談の中でとても多いのが「口もとが出ている」と「口が閉じにくい」です。
昨日は「口ゴボ」の「原因」についてお話ししましたが、今日は治療のゴールを決めるのに重要なポイントについてお話しします。
下顎の形
エラの角度が大きいオモナガタイプとエラの角度が小さいエラハリタイプでは噛む力も違うと言われています。エラハリタイプの方は口元が出ていることが目立たないことが多いです。しかし、口を閉じる時に力が入りすぎると顎の先端(オトガイ部)がしわになるということが気になります。
オトガイ部の形
オトガイ部が前方に発達していれば口元の突出感が目立ちにくいです。
逆にオトガイ部の発達が悪いタイプでは口ゴボになりやすくなってしまいます。
上顎と下顎の前後的位置の差
口もとの突出感は上下顎骨の前後差や歯の傾斜などに大きく影響を受けます。
このように治療のゴールは骨格によって変わります。
顎骨や歯の大きさ、形は人それぞれで違います。この個体差を認め、一人一人の骨格に合った最善のかみ合わせを個性正常咬合といいます。矯正治療では、この個性正常咬合をゴールにしています。
当院ではこのような考えをもとに様々な検査資料から一人一人に合った治療のゴールを設定します。お気軽にご相談ください。